キューピーコーワiプラスのドリンク版ではないよ。
眼精疲労や肩こりに着目したキューピーコーワのiシリーズにキューピーコーワiプラスという錠剤がある。
ドリンクは最近出たばかりなので試してみることにした。
ドリンク剤なので、じっくりと効き目が現れる錠剤と比べ、即効性と眼精疲労を強く意識して設計されているものと期待するよね。
通常、錠剤の方は、すぐに効果を期待するものではなく、継続することが大切であり、半習慣化されている方も多いのであろう。
そのため、飲むタイミングというのは、基本的に生活習慣の中である程度固定された時間になり、例えば朝食時であったり、寝る前であったり、そういう時になるのではないでしょうか。
ところが、この製品のようにドリンクの場合は気になった時にさっと飲めるという利点がある。
そしてまた液状になっているので体に吸収されやすい。
だって、すぐに効かないドリンクなんて飲まないでしょ。
意外と安い?
しかも、この製品は意外にお得感はある。
一箱10本、1000円程度で買える。
実売価格にしては非常に安いのではないかと思う。
例えば、上述のキューピーコーワiプラスを買うと、27錠入りの少量パックを買っても1000円ぐらいする。
27錠ということは、すなわち一回2~3錠であるから、9回分である。
これと比較すると、このドリンクが非常にリーズナブルだと錯覚する。
錠剤との違いに注意!
ここで注意しなければならないのは、
このドリンクはあくまでも指定医薬部外品であるということ。
キューピーコーワi プラス(錠剤)の方は第3類ではあるが医薬品である。
そのため、中身が大きく異なり、キューピーコーワiプラスの方は、以下の処方薬を配合しているが、キューピーコーワiドリンクには含まれていない。
ヘプロニカート:血管拡張作用のある薬品で、しもやけなどの凍傷や末しょうの血液循環障害に対する、いわゆる処方薬が含まれている。
シアノコバラミン(ビタミンB12):末しょう神経の傷を修復する効果があるとされる。
その他の成分も、血行促進に関する代謝を改善するビタミンB群が含まれていますが、
ベンフォチアミン(ビタミンB1)は10分の1程度に抑えられ、
キューピーコーワiプラス(3錠)・・・138.3㎎
キューピーコーワiドリンク(100ml)・・・13.8㎎
一方、キューピーコーワiドリンクの方は、医薬品として認可されている物質を配合するわけにはいかないので、その代わりにクコシ流エキスという成分が含まれている。
クコシ流エキスというのは、クコの実(枸杞子)のエキスとのことで、クコの実は強壮の効果がある生薬のことです。ちなみに、枸杞子については、有意な量を摂取して試したことがないので、何とも言えませんが、効果はあるんでしょうね。
これらを踏まえてしまうと、体を修復していくための成分はないようなので、あくまでも対症的な位置づけの製品だと思ってしまったこと。
各種の薬品の配合量が少ないこと。
いつものドリンク剤っぽくないレモンフレーバーであること。
等から、効果も薄いんだろうなと勝手に思い込んでしまったのですが、実際に飲むとなんだか、効いているんですよね。
おそらくは、ニンニク注射的な効果のあるオキソアミジンと、ドリンク剤にはおなじみのアスパラギン酸ナトリウムやカリウムが作用しているものと思われ(クコシ流エキスの効果がこれか?)ますが、まだ、眼精疲労が重症化していない段階であれば、手軽に飲むには意外といいです。ある程度ひどくなっていたら、やはりキューピーコーワiプラスをお勧めします。一番いいのは病院ですが。
とにかく一度試してみるといいかもしれません。
ドリンク剤は価格変動が激しいので、ドラッグストアをのぞく前に価格チェックしておくといいかも。
キューピーコーワi ドリンク 100mL×10本 [指定医薬部外品]
キューピーコーワiプラスの関連記事です。