読書の時間
安部公房といえば、芥川賞をとった「壁」、世界的に有名な「砂の女」が有名ですが、もっと面白い作品があります。 せっかくの秋の夜長。 これを読んでみたらどうでしょうか。 これは短編集で 「R 62号の発明・鉛の卵」という文庫本です。 12編の短編が収めら…
最初、題名を見たときに、堀江さんが書いた本ということもあり、日本の教育の在り方をとことん、こき下ろす類の内容かと思ったが、そうでもないような内容であった。 うわべだけ斜め読みすると確かにそう。 こてんぱんにこき下ろしている。 学校という教育現…
社内メールなどの文章の冒頭に必ずある一言。 「お疲れ様です」と「おつかれさまです」 「ご苦労様です」と「ごくろうさまです」 どちらも同じ使い方で同じ意味なのだけれど、読む際の受け取り方の印象はどうでしょう。 前者の場合、なんだか読む前から疲れ…
スーパーでは、ぼちぼち秋刀魚を見かける時期になってきました。 もうすぐ秋ですね。 食欲の秋もいいですが、食べてばかりもいられません。 秋の夜長の過ごし方を今のうちから考えておくのもいいかもしれませんよ。 今回、ここでおすすめする綾辻行人の小説…
タイトルがきわめて微妙な言い回しに見えますが、これしか思いつきませんでした。でも安心してください。ディスってないですよ。 いつ買ったんだか憶えていないんだけれど、 「人生を変える修造思考!」 =毎日をワクワク生きるための自己変革術= という本…
人生を変えたとまでは言わないまでも、文学って面白い。と考え方が180度変わったのがこの本でした。三島由紀夫の金閣寺。 もう20年は経つけれど、いまだに大切に持っています。 当時はこんなメラメラ系の装丁。雰囲気が出ています。 高校生の頃に部活も引退…
じくじくと不安に思っていたけれど、国会だけでなく、メディアに登場する公称文化人等も感情的な発言になっているのを見て確信した。(尾木ママとか土俵が違うだろうに) お互いを理解した議論を前提にしないと何も進まないということ。 もともと安保関連法…
安保関連法案とだけ聞くとなんだか平和っぽい。 「安」心を「保」つみたいな、そんな漢字のイメージ。 もっと正確に言うと、「集団的自衛権の行使容認を含む安全保障関連法案」と言う。 これでも非常にわかりにくい。 最たるわかりにくさは「集団的自衛権」…