Geishaというコーヒーがある。
昔から日本では高級なコーヒーと言えばブルーマウンテンが有名であるが、それをも超えるコーヒーであるといわれている。これがまた、ブルマンに負けず劣らず、すこぶる高い。通常は、ロースト済みのコーヒー豆100gで数千円はする。スタバで一杯2000円という、ほんのちょい的ニュースになったりもしたコーヒーである。
私が入手したのはパナマの農園産。正月だからと通販で買ってしまったわけで、期日指定配達にして、2週間の時を経て、先週届いた。
こんな豆です。
立派でしょう?
粒が大きく、厚みがある。香りについてはこの状態では、特に強いものはなく、緩やかかつ爽やかなタイプのコーヒーの香りが漂ってくる。
普通のコーヒー豆と大きさを比較するよ
比較のため、普段飲んでいるような豆との2ショット。
右がゲイシャです。
大きさの違いと厚みが全く異なることが見受けられると思います。
挽いてみると、ゲイシャについてよく形容される「ジャスミンを思わせる香り」というのが漂ってくる。
思わず、豆を一粒かじる。
これはかなり衝撃的。
これまで飲んだコーヒーでは経験したことのないフレグランスである。
いい香りに幸せな気分に浸れます。
そして、コーヒーを淹れました。
ゲイシャを飲んだ感想
バリスタじゃないので、正確な表現を持ち合わせておりませんが、香りが素晴らしく、ジャスミンに若干のフルーツ感のある甘い香りがかぶさるというとわかりづらいですが、上質な紅茶の香りが嫌味なく珈琲香に加わったという感じでしょうか。
ネクタリンの様なフレーバーを感じるとも言われますが、確かにそのような形容は間違っていないと思います。
ブルゴーニュのグラスで楽しみたいぐらい、香りが個性的では非常に素晴らしいです。間違いなくこれまで飲んだことのないコーヒーです。
味の方は、酸味は強めの評価をされているところがほとんどですが、舌に残るような刺激としての酸味は控えめで、フルーティーなところがそう判定させるのでしょう。
また、苦味の方は弱めで、非常に飲みやすいです。休日に、ゆっくりとアロマを楽しみながら、時間をかけて飲みたいコーヒーです。
もちろん、ミルクや砂糖を入れてはいけないような、そういうオーラを持ったコーヒーでした。
個人的にはコーヒーで贅沢をしたいなら、ブルマンより断然ゲイシャです!
もちろん、たまに飲むから、ゲイシャの良さがわかっていいのでしょうけれど、コーヒーの奥深さを知ることができるインパクトのあるコーヒーでした。
コーヒーはそれほど銘柄を気にしない方がほとんどですが、もし機会があれば、名前も憶えやすいのでゲイシャの世界を堪能してください。
以下はコーヒーに関する過去記事です。
コーヒー豆を食べてみると、なかなかいい!
飲むときは、もちろん、直前にミルで挽くことをおすすめします!