サラサラ式

趣味の雑記です。(健康管理、キャンプ、米国株)

副鼻腔炎の治療-その後の経過


前回までのはなし

ひと月ほど前から始めている慢性副鼻腔炎の治療。

ちゃんと薬を飲めば、少しずつ改善してはいくと信じて続けるのが重要ということで、地道な目標のもとに継続中。

このときはクラリスというマクロライド系の抗生物質の少量長期投与で様子を見ようと、一般的な治療から始めていたわけです。

前回の記事。 

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ちゃんと薬を飲んではいるものの、効果という面ではなんとなくしか感じていないレベルであり、ステロイド系の薬のように劇的に症状が改善するという印象はなかったが、悪くもならないので、副鼻腔炎の薬物療法とはこの程度のものかなと思っていた。

 

定期通院がきたけど喉が痛い

2週間が過ぎ、定期通院の前日のこと。

どこからか喉の風邪をもらったらしく、喉がやたらと痛い。

でも熱は特になかった。

なので、のどの痛み用にトランサミンだけ追加でくれればよかったんだけれど、念のためということで、クラリスも止めて、ジェニナックという抗菌剤を一週間だけ飲むこととなった。

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抗生物質と混同するなと明確に抗菌剤と呼び分けているケースもある。

何かに抗う物質だから、どっちでもいいんではないのかと思うところだけれど、まあ、そこは偉い学者の論争は置いておいて、飲み始めた。

 

ジェニナックの効果

クラリスとの大きな違いは、おなかの調子を下げなかったことだ。

前回のクラリスでガセリ菌+オリゴ糖で抗生物質への体制を増強したこともあるが、全く下ることはなく、まずは出だし好調。

というか、喉の痛みのために飲んだ薬だと思っていたから、副鼻腔炎のほうへの効き目は全く意識していなかった。

 

投薬初日、飲んで半日ぐらいが過ぎ、眉間のあたりにじくじくとした痛み。

次第に頭重の症状が増してきた。

前述のとおり、当初はまったく意識していなかったのだけれど、

そのうち、喉に落ちてくる鼻汁(後鼻漏)が黄色く粘っこいものに変わっていく。

これは副鼻腔にも聞いているのかなと、思ってみたり。

 

翌日(投薬2日目)、眉間の痛みはさらに増し、勤務中に眠くなるリスクを取りカロナールを飲もうかとまで思ったが、我慢。後鼻漏の量はさらに増える。

結構、仕事がしんどかった~。

夕食から、ムコダイン(カルボシステイン)を飲むことを忘れていたのに気づき飲む。

 

その翌日(投薬3日目)も同じような症状は続くが、後鼻漏の量は変わらず。

 

そして、投薬から4日目。朝起きると頭の重みも痛みもすっと消えていた。

あれ?...。

 

頬の裏のあたりの上顎洞が一番大きく、レントゲンでも確認しやすいし、実際にそこに病変が現れるケースが多いことから、まずはそこを治療のターゲットとするが、私の場合はそれプラス前頭洞と呼ばれる眉間の裏にある副鼻腔にいた菌が悪さをしていたのだと思う。ここはレントゲンで確認しづらい部位だ。

それと、一つ見直したのがムコダイン。痰、膿、鼻汁を出しやすくするという、実に地味な薬なので効いているのかよくわからず飲み忘れる薬であるが、たぶんこれが、いい仕事をしたのだと思っている。

いずれにしても、だいぶ楽になったので、クラリス以外の抗菌剤も一時的に使ってみるといいかもしれないです。

もちろん、これは医者の判断によるものなので、自分ではどうにもできないところもありますが。

 

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ここまで行く前に鼻うがいで結構すっきりする場合もあるので、参考に。  

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