これからの時期、健康診断を受ける方が多いのではないだろうか。
毎度のことながら、日頃の不摂生を反省し、
お酒を控えてみたり、
夜食をやめてみたり、
小手先ばかりのあまり報われない努力をする。
体重もさることながら、
血液検査の肝臓由来の数値、とりわけγ-GTPは特に気になる。
健康診断を一か月前から意識できる強い意思をお持ちの方は、特に問題ないだろう。
まともな食生活に戻せばかなり改善する。
・・・。
それでは話が終わってしまうのであるが、問題はここから。
たとえば1週間あったとして、
どれだけ数字を下げられるか?
悪あがきの仕方を考えてみる。
まずは、断酒
これはかなり効く。
これといった疾患がなく、日常的な飲酒で上がっているだけであれば、
γ-GTPは簡単に半減以下に下げられるだろう。
さらに、中性脂肪等のコレステロール系の値もかなり改善する。
ただね。これが意外とできないものである。
ここで、たかが数字だからとあきらめるのも選択肢としてありうるけれど、
調べるといろいろ出てくるもので。
もちろん、怪しいものがほとんどではあるが、それなりに道理の通るものもある。
そんな中、3年前から効果を確信しているのが、
ハイチオールC
シミだけでなく、二日酔いにも効くことはすでに有名な話で、
効能にもちゃんと書いてある。
有効成分のL-システインの正体はアミノ酸である。
もともと人体にある物質だから、そこらにある薬に比べて飲み過ぎた場合の毒性も低い。
これに頼るにあたり、飲み方にはちょっとコツがある。
パッケージには1日6錠等とは書いているが、
トライアルを重ね、
- 飲酒前に2錠を摂取
- ビール1缶あたり1錠を目安に飲んでいるとき(or飲んだ後)に摂取する。
- 寝る前に、もう2錠摂取。
経験的には、こんな感じが効果的だと実感している。
多くは常用を越えてしまうイレギュラーな飲み方であるが、短期勝負なので問題ないだろう。
イレギュラーな飲み方の考え方として、
市販薬は処方薬と異なり、フールプルーフの観点からも多目に飲んでも大丈夫なように設計されている。
もちろん、体質的な相性はあるので、常用量でも問題が生じる場合は除くが、極端な話、バファリンなどのシート包装のものは、一シートぐらい間違って一度に飲んでしまっても大事に至らないとみていい。
さらに、市販薬の多くは、大人という枠組みでひとまとめにしているけれど、40キロの女性もいれば、150キロの大男もいる。ほとんどの薬は本来、血中濃度で管理すべきで、いわゆる体重は大きな要素であるが、そうはなっていないことからも察せられると思う。
上記のように、ハイチオールCを検査1週間前(といわず3日でも)から続ければ、γ−GTPに劇的な効果が期待できるはずだ。
ただし、色素が抜けるなどいくつかの影響もあるようなので、効果があったからと、日常的に行うことはやめておくべきであり、あくまでもイレギュラーな方策として紹介してみました。
アルコールとダイエットについてはこちらにも書いています。