つい先日、大腸内視鏡検査をすることになったときの話。
いきさつ
結構長い間、お腹の調子がすぐれない状態が続いていたので、かかりつけの病院に行きました。
もともとお腹は強い方ではなく、たびたび正露丸やトメダインフィルムのお世話にはなっていたけれど、あまりにも長いのが気になったわけで。
具体的にはこんな症状
- 少なくとも1か月ぐらいはまともな便が出ていない
- 下痢と便秘が交互にある。
- でも便意はある。
- 粘液のような便も出る。
- しかも左腹部に違和感もある。
- 体重も何となく減っている。
- 便の色もなんだかおかしい。
というような感じ。
ネットで調べて大いに焦る
このあたりの症状をネットで調べると、症状も豊富なので病気の名前がいろいろと出てくるのかと思いきや、ほぼ大腸ガン決め打ちみたいな検索結果になっていて、本当に心配になる。
挙げ句のはてには、便の色も「赤紫や赤褐色に見えなくもないな」とか、疑った目で見るようになっていました。もしあっても、トマトジュースをよく飲むので、その色なんでしょうけれど。。
これ、本当にどうにかした方がいいよね。
極端な内容の検索結果。
こんな検索結果を見て、それで心配になって、さらに体調も悪くなるような人も絶対いるはずだ。
そのうち、「大腸がんに比べれば、潰瘍性大腸炎だったらまだましか」なんて思うようにもなってくる。(実際、そう思った。。)
こんなのありえないでしょ。
潰瘍性大腸炎だって、ひどくなったら大腸全摘出になるような大変な病気なのに。
ネットは煽りぎみだから、この辺りは気を付けなければならない。
ちなみに大腸がんは40代から増加し始めるとはいわれ、実際にそんな傾向をたどるが、国立がん研究センターのがん情報サービスの統計データによれば、40代前半で大腸がんを罹患する確率は5,000分の1程度。過度な心配をする必要はないようだ。
病院にて
話をだいぶ戻すけれど、最初に行った病院では、触診をした感じでは特に異常はないが、大腸はよくわからないところも多い。症状がいろいろ重なっているので、カメラ(内視鏡)で覗いてみた方がいいだろうということになった。
というよりも、内視鏡で見ないと大腸ははっきりとはわからないとのこと。
個人的には大腸の検診なんて、年寄りの検査だと思っていたが、今の時代、大腸がんでも早期発見であれば、ほとんど治ることを考慮すれば、30代後半にもなれば、大腸を気にすることも大事なことらしい。
この時点ではすでに、大腸内視鏡なんて恥ずかしいとか、なんか嫌だな。という感情はまったく、消え失せていました。
それで、紹介状を書いていただき、大きめの病院に行きました。
紹介先の病院でも、いろいろ触診や血液検査、エコー検査をしたもののやっぱり視たほうがいいという事で、大腸内視鏡検査をすることを確定しました。
余談ですが、さまざまな検査に回す電子カルテのようなものに、検査技師が意識して検査を行えるよう、疑わしき病名とか示しておくのだろうけれど、過敏性腸症候群とかの他、大腸癌とかもあったからちょっとビビる。
ちなみに、大腸内視鏡は検査技師ではなく医師がやります。
少し長くなるので、前日の食事や当日朝の過ごし方等は、次の記事に続きますね。
大腸内視鏡検査のニフレックと前日の食事(エニマクリン) - サラサラ行こうね。
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