サラサラ式

趣味の雑記です。(健康管理、キャンプ、米国株)

札幌に行って思ったこと(道民は新型コロナウイルスを抑え込めている)


先週、札幌に行ってきた。

今月2回目。

前回、北海道知事から2月28日に出された新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言の少し後の3月初旬に行ったときには飛行機もガラガラ。

ちなみに、飛行機の機内サービスはかなり縮小でした。

ドリンクの提供はないし、翼の王国(機内誌)も各席に置いてありません。

希望すれば持ってきてくれるという形式です。

新千歳空港に着くと、空港内にも本当に人が少ない。

ただし、なぜか美瑛のコーンパンだけは売り切れてましたが。

 

3月初旬の時点では、帰りの搭乗ロビーはほとんど人がいない。
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席もガラガラ。
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札幌までの電車もUシートを取らなくても座れるし、こんなに空いているのは初めてです。

街の方はというと、今年は雪も少なめなので、外に出る条件はそろっているのに、やっぱり人出もかなり少ない。

昼食を取ろうと店に入ってもほぼ貸し切りのような状態でした。

北海道の町の経済は大丈夫かな。

事の深刻さを身にしみて感じたところでした。

 

そんな中で、若干の心配を抱えながらも再びの札幌への行程です。

 

ところが、10日程度経過した、この週末に行ったときには、行きも帰りも飛行機にはそこそこ乗客があり、少しづつですが戻ってきているような気がしました。

飛行機の運航本数を絞っているというのもありますが、それを考慮しても増えてきていると思います。

昼食も、行列こそないですが、客席は6割程度は埋まっている状況です。

夜はどうなのでしょう。

 

昨日、緊急事態宣言の解除も出されたので、少しでも活気を取り戻してくれたらと思います。

 

ところで、抑え込みの効果がちゃんと出ているようです。

北海道の鈴木知事のリーダーシップのもと、道民全体で耐えたというところでしょうか。

どこぞの国のように力づくの街の閉鎖ではありません。

また、「緊急事態宣言」という言葉には息苦しさがありますが、そのようには特に感じられませんでした。

おそらくは、事態を意識して自分事としてまじめに取り組んでいるんだろうと思います。

何か道民の底力を感じました。

この対応事例は他の都府県民も見習うべきところがいろいろあると思います。

知事もただのイケメンかよ、ってわけではなかったですね。

 

また、緊急事態宣言の3週間という期間の読みも絶妙です。

これ以下の設定では、またぶり返すかもしれないし、これ以上に設定したら、さらなる悪い影響が出ていたような気もします。

 

このまま鎮静化に向かい、また潤沢に観光客が来るようになれば観光圏は必ず復活できるはずですから、耐えてもらいたいし、COVID-19を制圧できたら、手厚い観光支援を政府は行うべきだと思います。

ただし、おそらくは国内が沈静化しても、インバウンドはしばらく期待出来ないでしょうから、国内向けの観光刺激策を期待したいものです。

 

さて、日本全国では、もうすぐ新学期。

ほとんどの学校が登校を再開すると思います。

おそらく、ここが一つの正念場です。

感染者数の増加傾向があらわれてきたら、また戻ってしまうかもしれません。

国民全体で注意しながらも、しっかりと経済を回していきたいですね。

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