やはり予約は埋まっている。
ずっと診てもらっていたかかりつけのお医者さんに紹介状を書いて頂いたので次は病院の初診の予約です。
某大学の附属病院でしたが、結構予約が埋まっていて、最短で3週間ちょい先でした。
病人多いなあ。
一般的には大学病院などの予約は月~金の5日間でできるけれど、手術日となる曜日が週に2,3日決まっていて、その日は執刀医の診察が入らない。
そのため、曜日によっては初診時と主治医が変更になることもあるようだ。
今回、春先だったので、花粉症もあり耳鼻科自体が特に混んでいる時期でもある。
でも、そのほとんどは投薬治療ですから、それはかかりつけのお医者さんの範疇とも言えます。
そうであれば、もしかして、大学病院は空いているかもなどと淡い期待をしましたが、そんなことはなかった。
長いなあなんて思っているうちに予約日になり、病院に行った。
大学病院でかい。
患者多い。そりゃそうだ、耳鼻咽喉科だけではない。
最初の診察
初日はファイバースコープで鼻の中を診ながら、
「あ~、鼻茸が結構ありますね。ちょっと検査しておきましょう。」
と言って、キシロカインか何かの麻酔薬が染み込んだ長さ10㎝程の細いガーゼをひょいひょいと2本ほど鼻に詰め、「10分ほど待ってね」と待機。
その間に足りなかった問診情報等のやり取りと今の状態の説明。
スコープで見える範囲では鼻茸もあり、粘膜はむくんでいる。
膿とかは特に確認できないが、鼻中隔も曲がっているのでそれも併せて手術は考えていた方がいいかもしれない。
今日、時間があればCTも取っていってください。
それを見て最終判断しましょう。
という感じで淡々と診察。
(こっちは手術するつもりで来たんで、大丈夫です。)
10分経過し、先ほど詰めた麻酔入りの鼻のガーゼを取る。
使い捨ての紙製の膿盆を手で押さえる。
するすると先ほど詰めたガーゼ2本が抜き取られる。
「今からポリープをちょっと取りますね。」
と言ってファイバースコープの他に、もう一本の器具を鼻に入れられる。
鼻の奥で、痛くはないが何かブチっとむしられる感じがする。
それを複数回。
ポリープを丸ごと取るというよりは、検査用の組織をちぎり取っているのだろう。
これで好酸球性副鼻腔炎の疑いがある程度わかるとのこと。
組織を取ったので、ちょっと血が出るかもしれないけれど、じきに止まるので心配しないでください。といわれたが、心配だから渡された厚手のティッシュを鼻にあてた。
ちなみにその時は出なかったが、2~30分後、鼻をかんだら血が出てきてちょっと焦った。
CTと生検の結果を見ないと手術が第一選択肢となるかわからないが、手術をする場合、3か月先まで埋まっているのでそれ以降になるとのこと。(やっぱり鼻の手術は混んでいる。。)
気分が乗っている今すぐにでもやってもらいたいんだけど、そうはいかんよね。
ちなみにこの病院では、手術入院は5日間で組まれており、手術の前日に入院するとのことだった。
5日となるとほぼ1週間会社を空けるので、仕事の調整しなきゃな。
実際は、綿球が外れるまでは在宅勤務に調整したいところではあるが。。
正直なところ、術後の2日間のことはもっと気になっていたのだが、そのあたりの話を聞くのはまだ早いと思いとどまった。
後ろで待っている患者さんもいるし、私だけに時間をかけさせるわけにもいかないので。
その日はその後に別の科でCTを取ってそれで終わり。
結果は次の診察でおしえていただく。
ファイバースコピー、生検、CT撮影があったので、お代は〆て12,000円ちょっとといったところ。
検査が加わると値段は高くなりますね。