サラサラ式

趣味の雑記です。(健康管理、キャンプ、副鼻腔炎)

好酸球性副鼻腔炎の話その4 見た目は健康そうに見えるけれど


鼻が健康な人との違い

鼻の病気っていうと、鼻水、鼻づまりとかくしゃみとか、そんなもんでしょって思われる。

それはそうなんだけれど、これが続くとつらいもの。

花粉症はリアクションがすごいから大変そうに見えるが、かゆみ、くしゃみならまだいい。

副鼻腔炎はそういうものではない。

炎症の強い部位にもよるのでしょうが、

頭が重い

目を開けにくい

匂いがわからない

そして、鼻が詰まってよく寝られず、夜何度も起きてしまう

 

その結果、寝ても疲れが取れない。これが慢性的な疲れの原因。

疲労感があっても動くには動けるから働きはするがパフォーマンスはたぶん悪い。

 

副鼻腔炎では高熱にまでいたらない微熱が出たり、頭重感がずっと続く。この辛さを健康な人はわからない。

発熱でもしていないと調子が悪いと伝わらない。

 

匂いがわからないのは色々やばい。

身の回りの危険にも気付けないこともよくある。ガスとかカビキラーを使うときとか。

食べ物のおいしさも半減。

食べることが好きな自分にとってはこれが一番苦しいかもしれない。

 

逆の目線で、私のように鼻炎や副鼻腔炎などを持っている人の中には、「ほとんどの人間はよく鼻詰まりをする」と思っている人もいると思う。

でもほとんどの人は風邪をひいて、それもひどい時ぐらいしか鼻づまりはしないらしい。

その一方で、鼻をかんでもかんでも鼻が詰まっているのが肥厚性鼻炎や鼻茸持ちの人である。

これは地味に苦しいものであるが、そのことが普通の人にはわからない。

かんでもかんでも鼻が通らない心理的ストレスは伝わらない。

何故って、鼻をかんで鼻水を出してしまえば空気が通るから。

そのために鼻をかむんでしょと。

 

見た目も健康診断上も健康そうに見えるが、鼻の病気は結構しんどい。

そんなのがあるから不遇なんですよね。

この病気は。

相当なことがない限り死ぬ病気ではないから、あせらず地道に治していくしかない。

でもそのような部分もあるから、職種や企業文化によっては一歩進んだ治療に踏み出しにくいものでもある。

そのあたりで仕事の調整が難しい類の病気だと思いました。

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