保安検査場は大行列
ANAにもJALにもある、プレミアム会員(JALはプレミア会員)専用の保安検査場は、どちらかといえば地味なサービスではあるけれど、混雑する時期に、本当に助かるサービスです。
保安検査は待ち人数がいくら多くても、簡略化して済ますわけにはいかない重要な検査です。
ここでは搭乗する一人一人の携帯物等の持ち物チェックを行います。
手荷物はX線の照射ボックスの中にかばんを通して、金属や可燃物、液体等をチェックする。
ペットボトルなんかも、空いた形跡があれば、一本一本チェックします。
ここで機内に持ち込めないものは廃棄等の処分をしなければなりません。
搭乗する人間の方は金属探知機を通過します。
時々、金具がごついベルトや靴の金具が引っかかる場合もあります。そのような場合には、疑わしきを外してやり直し。
このような検査なので、結構時間がかかります。
それゆえに、数十分並ばなくてはならないこともよくあることで、行列を見てハラハラした経験のある方も多いと思います。
これでは、15分前に搭乗口に間に合わない!
ここを、少しでも早く通過できれば、搭乗前の時間を少しでも有効に活用できることになります。
飛行機の写真を撮ったり、買い物をしてみたり、ドリンクを飲んだり、お手洗いを済ませたり、ソファに座ってゆっくりとしたり。
だから、人が少ない専用の保安検査場はとっても助かります。
機内に持ち込めないものを持ってきてしまったら?
例えば、飛行機に慣れていないお子様等は旅行先で夏の宿題や自由研究をやろうとハサミなどをかばんに入れてきてしまったりします。
これらは持ち込みできないのですが、使う必要があれば、預かり手荷物に入れておいてください。
でも、気づかずに機内持ち込みのカバン等に入れてきてしまった場合は、申し出れば着払いで送付等の措置をしてくれます。お子様の大事な道具を没収されたら困りますよね。そのあたりは配慮してくれます。子供には航空会社は優しいのです。
大人の人が間違いでライターやカッター等を持ったまま来てしまったら、潔く没収箱へ。
後ろも混んでいるので、なるべく早い処理方法を選びましょう。
(ライターは一個までは持ち込みOKです)
プレミアム会員専用の保安検査場がある空港
すべての空港が対応しているわけではありませんが、他の空港はそこまで混雑しないので、特に問題はないと思われます。
今のところ、対象となっている空港(ANA)
・新千歳空港(札幌)
・羽田空港(東京)
・伊丹空港(大阪)
・福岡空港(福岡)
(那覇にも期待したいが、空港の構造的に難しいのかもしれない)
同伴者がいる場合の取り扱い
なお、プレミアム会員ではない同伴者がいるときに、ここを一緒に通過できるのか?という点についてですが、結論から言うと、規定はあるようですが、これまで断られたことはありません。
少人数(子供)であったから見逃してもらったのかもしれません。
このあたりは常識の範疇で判断されたいところです。
何か問題があるとまずいので、人数はあえて書きませんが、そんなところです。