サラサラ式

趣味の雑記です。(健康管理、キャンプ、米国株)

アドセンスの自動広告は工夫をしていない人ほど収益増加の余地がある。


この記事の目次

Google AdSenseの自動広告とは?

この2月末に自動広告のお誘いメールがGoogle AdSenseから送られてきていたのだけれど、仕事などのおかげで時間がなく、内容もよくわからないので無視して、そのまま忘れていた。すると、また2か月後の4月にもリマインダーが送られてきた。

ある程度時間ができた時期だったので、まともに内容を読んでみると「機械学習のパワーを使ってサイトに広告を自動的に配置する新しい AdSense 自動広告」とある。

機械学習ってなんですかそれ?

ちょうど仕事などでもディープラーニングなどをかじったところだったので興味はあるが、それゆえに、気になるところもある。 

お客様のサイトのページを Google がスキャンして広告の配置に適した場所を探し、広告収益とユーザー エクスペリエンスの両方に効果が見込める場合に広告を表示します。

という部分。記事の途中に広告を挟むということ?

気になるなら、検索をしてみればいいじゃない。ということで、早速ググると、いくつか報告しているブロガーさんたちがいた。

やっぱり、景気がいい話が多い。

「自動広告 下がる」等で検索しても、やっぱり下がった話は出てこない。

全般的に見れば、概ね、20~50%増しぐらいというところであろうか、それでも十分魅力的ではある。

それと、ある程度のアクセス数があれば、下がったという報告は見かけられなかった。

でも、中には収益が数倍に上がったなんて方もいるようで、

数倍?

2倍じゃ数倍って言わないよね?

例えば3倍とかになったらRPMが1000円超えちゃったりするって話?

それって、1pv=1円てこと?

まさか、そんなになったらいいね。

これからの熱い季節アイスクリーム食べ放題だよ。

なんてそんな甘い妄想を掻き立てるレポートもあって、結構見ていて面白い。

 

一連、読んでみて思った結論は、「大丈夫そうだ」

googleからもこんなにおすすめされていることだし、さっそくつけることにした。

コードの貼り付けがどうのこうのと書いてあったので、まためんどうくさい作業があるのかとも思ったのであるが、そんなことはなく、関連コンテンツが使える状態になっていれば、特にサイトの方は何も触る必要はありませんでした。

 

使ってみたこのサイトの動き

記事内に広告が入る

 記事内に広告を勝手に入れてくれるので、私のように記事内にhtmlコードを埋め込む手間が面倒だという人には意外と便利です。これまで、記事内の広告には、記事が最後まで読まれずに飛ばされてしまうかもしれないと消極的な立場でした。でも、特に長い記事の場合は飽きるのでアクセント的に広告が挟めるのはいいなと思っています。

ただし!さすがに文の最中はないようですが、改行等の箇所にいきなり広告が入ってきます。場所はゲリラ的です。嫌な人は徹底的に嫌だろうなと思います。 

 

広告数がかなり多い

 広告の配置は、もともと設定しているadsenseはそのままでいいということなので、コードの削除等はしませんでした。その状態でいくつか見てみましたが、表示広告が7つぐらいになるものもあり、これはちょっと多くないかと感じました。なお、広告の表示回数については、7種類の広告が表示されるわけではなく、同じ広告が表示されている場合に、同じページ内では1回としてカウントしているようです。そのため、表示回数自体は上記の場合でも7回分でカウントされないようです。(これは推定) 

 

広告が大きい

 細長いレクタングル広告にしたいところでもスクエア型のレクタングルが入ってくる。そのため、かなり体裁が乱れることもありそう。

 

 広告の配置の見直しを考えるようになる。

 上述のように表示される広告が多すぎたり、大きかったりするので、これを機に、使う広告の見直しをしようと考えると思います。具体的には、全画面広告とアンカー広告を外すテストをする予定。最近のスマホは画面が大きいのが主流ですが、4.5インチ程度のコンパクトタイプのスマホも一定の需要があり、その場合に、アンカー広告は結構邪魔なのです。でも視認性はあるので、そのあたりをテストしたうえで、最適な配置にしたいところ。さらに、広告の掲載率も下げられるので、それを使って最適な量に抑えられればと思います。

 

自動広告の効果について

pvの影響もあるのでRPMで見ましたが、

30%程度を増えています。

ただし、まだ1週間程度の計測期間なので結論付けるのは時期尚早です。

最低でも一か月の推移、できれば、季節要因や社会的要因(経済、レジャー、流行)もあるので、半年はみないと、効果計測は難しいと思います。

今のところの内訳をみれば、表示回数が増えるので、その分増えて当然というのもありますが、記事中に置けるようになったのが大きいように思います。それによりCTRが上がりRPMも上昇したということでしょう。

私のように広告の配置に特段の工夫をしていなかった人のサイトの場合は増加が期待されるけれど、すでにそのような工夫をされていたサイトの場合は、それほど効果が出ないかもしれませんね。

そのあたりは機械学習のパワーというのに期待します。

 

しかし、そうなると、文中への広告挿入などの工夫をちゃんと行っていた人はこんなにRPMが高かったってことなのかな。

 

その後にわかったデメリットについて

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