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【サラリーマンの平均賃金】高速代をケチる人は自分の労働コストを把握してみよう。


まとまった休みになるとだいたい車で遠出をしたりするけれど、意外と気になるのが高速道路等の通行料金だったりする。連休や旅行でなくとも、すこし離れたところに車で行くときには必ず使うべきか使わざるべきかの判断に出くわす。

もちろん、旅行に行く途中は渋滞も旅行の華なのかもしれないけれど、帰り道も高速道路をケチって1、2時間ザラに時間を多く使ってしまう場合もある。

もちろん、渋滞とわかっている高速道路であれば、それをあえて使うメリットは道に迷わないぐらいしかないのであるが、特にそのような問題がない場合、時間を買うという概念で見ると、意外ともったいないことをしている。

 

ここで、どれぐらいもったいないかということをサラリーマンがオンタイムで1時間にどれくらい稼ぎだすかベースで考えてみる。

誰にでもわかる統計情報と簡単な計算の話だけれど、まず、月何時間働いているのか国民の祝日も考慮して試算する。

以下を参考にすると、

国民の祝日について - 内閣府

元日:1月1日
成人の日:月の第2月曜日
建国記念の日:政令で定める日
春分の日:春分
昭和の日:4月29日
憲法記念日:5月3日
みどりの日:5月4日
こどもの日:5月5日
海の日:7月の第3月曜日
山の日:8月11日
敬老の日:9月の第3月曜日
秋分の日:秋分
体育の日:10月の第2月曜日
文化の日:11月3日
勤労感謝の日:11月23日
天皇誕生日:12月23日

合計すると祝日が16日あることになる。

これを考慮すると月あたりの勤務日数は週休2日として

(365日-16日)÷12か月×(5日/7日)=20.77日/月

一日8時間勤務と設定すれば、

20.78日/月×8時間/日=166時間/月

実際には年末年始や夏休みなどもあると思われるから、毎月160時間程度の労働時間になる。(ただし、通勤時間やサービス残業は除く)

 

一方、賃金の方はというと、統計上30人以上の事業所データになるが、以下を参考にすると、

統計局ホームページ/日本の統計 2015−第16章 労働・賃金

福利厚生や退職給付準備金等の現金給与以外の労働費用も含めた総額ベースで

414,428円/月、このうち、現金給与額は337,849円/月となる。

本来であれば、賃金については地域的な偏りも考慮しないといけないのではあるが、適当なデータがないのでとりあえずこれを前提に進める。

総額で考えると、

414,428円/月÷166時間/月=2497円/時間

時給にしてこんな感じになる。(思ったより高いですね)

1時間を無駄にするということは、オンタイムでこの金額分無駄にしているということだから、少なくともこれ以上の対価があるものについては、払ってもいいのではないかと考えている。

たとえば、ディズニーランドの様な遊園地やテーマパークは近頃ではフリーパス制になっていることも多いが、家族4人とかで行った場合には一時間もあれば、何か乗り物に一つでも多く乗れれば2500円であれば元を取れるだろう。さらにお金に換算できない見えない疲れやイライラも無駄にため込む必要がない。これは溜め込むと後々ダメージがくるから、1時間の影響では済まない。

また、帰り道の場合も早く帰って疲れが取れれば、翌日の効率も上がるだろう。余力があれば、自己研鑽、自己投資の時間も作れる。

目先のお金も確かに大事であるが、時間を買うという考えに転換すれば、高速代もあながち高いとは言えないと思っている。

 

休みなんだから時間を浪費してもいいという考え方もある。ごもっとも。でも、もう一つの時間の捉え方の切り口として、勤務時間外でいかに今のポジションを向上させる取り組みができるための時間を確保できるかということも重要だと思っている。現状の勤め人としての待遇に満足している人は意外と少ないのではないだろうかと考えるからだ。

今の時代、年功序列も崩れつつあり、働く側も絶えず向上させていかないと給与は上がっていかない。これはサラリーマンに限らず、フリーランスもそうだと思う。

 

もし、今までどおりの仕事を定年まで仕事を続けるのであれば、若い労働力の方がよっぽど手も動くし、頭の回転も速いから、仕事を追われることになっても仕方がないと思うべきだ。

 

それなりに働いて賃金を得ていかなければならないのであれば、自分の置かれている立場、ステージごとに自分に必要なスキルを絶えず磨いていかなければならないのが、勤め人の最低限の心得だと思うし、そうであれば、必要となる自分の時間のつくり方やより効果的な時間とお金の使い方などにいろいろと目を向けるのもいいと思います。

 

もちろん、高速道路を使う話から話に入ったのであるけれど、特急を使うか使わないかの判断もそうだし、日常でもたとえば30分かけて安売り店に出向くのであれば、50円安いものを買うだけでなく、自分の30分の労働コストに見合う買い物をしなければあまり意味がないとか、自分がオンタイムに動くときの時給換算、分給換算で物事を考えると、結果的に無駄になる節約も見えてくるかなと思いました。

日本人はオンタイムの時間に対して几帳面なのに、オフタイムの時間の価値や対価を考えることが少ないなと思ってみたもので、労働コストと関連付けしてみました。

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