青大豆をゆでてそのまま食べるのが最近のマイブームとなっています。
青大豆とは、大豆の仲間。
これを茹でたままでこれといった調理もせずに食べるのです。
いわゆるただのゆで豆。
しかし、たかがゆで豆と侮るなかれ、かなり美味しい。
青大豆とは、熟しても緑色が残っている豆で、普通の大豆とほぼ栄養成分は変わらないが、若干油分が少ない。もともと気にするほど大豆には油はないけれどね。
東北地方では「ひたし豆」として、わりとポピュラーらしい。
おいしく植物性のたんぱく質である、ソイプロテインがとれる。しかも自然素材なところもポイントが高い。
ソイプロテインは吸収が緩やかだけれど、ちゃんと身に付く減量プロテインだからね。
通常、大豆類は乾燥重量の30%程度がプロテイン。
これを考慮して、市販のソイプロテインと比較したら、青大豆を食べるのはコスパもいいことがわかると思う。
ソイプロテインは減量のプレミアムが付くから、結構強気な値段設定ですから。
話を戻すけれど、とりあえず、食べ始めると止まりません。ほとんど中毒。
青大豆は青い (厳密には緑)!
見た目はこんなです。
これを、一晩水に浸す。
すると膨らんでこうなる。
体積比にして2倍以上かな?
調理は簡単。アクを取りながらゆでるだけ。
水に浸けて十分に戻したら、後は茹でるだけ。
ゆでるときは、お湯を沸騰させて、そこに上記の一晩水に浸して戻した青大豆を投入する。
ゆで汁に戻し汁も使うこともありのようだが、あくが出やすくなるので、私は使わない。使う理由は、戻し汁に栄養が溶け出しているからとのことだが、私が摂りたいタンパク質は溶けだしはしないでしょうから。
中火ぐらいで。私はこの時に塩も少し入れておく。特に塩味はつかないのだけれど、何かを茹でるときには塩をいれてしまうよね。塩分により、若干、沸点温度が上がり、それがどの程度寄与しているのかは不明であるが、色合いが鮮やかになるようだ。
茹でていると、こんな感じで、結構、アクが出てくるので、そこは取ってあげましょう。
そうしないとエグ味が残ります。なぜなら、ゆでたあとはお湯を切るだけで、洗ったりしないので。
それと、塩を入れる場合は、あまり入れすぎると豆が踊り過ぎて、結構アク取りに難儀する。最初は火力が強すぎるからかなと思っていたけれど、そればかりでもないらしい。比重の問題かもしれない。って、そこまで濃くはないか。。
ゆで時間については、豆については、どのレシピや説明書を見ても、お好みでと書いてあるからよくわからなくなるが、弱~中火で10分くらいで上げている。
少し固めの方が、そのまま食べるのには枝豆のようでおいしいのだ。
後は食べるだけ。そのまま食べるのがおすすめ!
まずは、そのまま食べてみてほしい。
クルミのような食感と濃厚な旨味を感じられないだろうか。
ほんと、素敵です。
それで、もしも、塩気の面で物足りなかったら、軽く塩を振るのもあり。
タッパーにいれて、塩を振って軽くシェイクすれば、満遍なく塩が付く。この場合には、部分的に塩気が濃くならないようアルペンザルツとか、パラパラの塩がおすすめ。
ビールのつまみにもちょうどいい。
そしてまた、飲み過ぎる(笑)
なお、青大豆はいろいろな名前で売っていて、味や風味もそこそこ違います。
これは秘伝豆(ひでんまめ)。
緑色は薄めで、へそが白いのが特徴。
次は青畑豆(あおばたまめ)。
こちらの方が豆の甘味が強くて濃厚な感じ。枝豆のようです。
青みが強くてへそは黒いです。色素が多い品種なのでしょうか。
ちなみに今回の記事は、こちらの青畑豆です。
スーパーだと200g~250gが300円から400円で売っているので、大豆よりちょっと高いです。
ちなみに、たくさん食べるものだから、国産をおすすめしておきます。
農薬は気にしたいですね。農薬の記事です。