新幹線で時々静岡圏内の駅を使うことがある。
三島とか静岡とか。浜松にはなかったような気がするけど
そこに東海軒の元祖鯛めし弁当というのが売っている。
ほかにもいろいろなところから鯛めし弁当は出されているけど、ここが元祖らしい。
とびきりのおすすめ!っていうほどおいしいわけではないけれど、慣れるとなんか買ってしまうんだよね。
弁当の種類が少ないのもあるけどさ。
いろいろな意味で手ごろなんだ。
箸とともに紐で結わえ付けてあります。
横浜市内で買う崎陽軒のシウマイ弁当のようですね。
初めて食べるまでは、鯛めしというと、土鍋で炊いた鯛めしや、鯛の切り身を乗せてお茶漬けにした鯛めしのイメージしかなく、そうであれば、前者の炊き込み系の弁当かと思ったのですが、全くの別物。
中身を開けるとこんな感じ。
淡白な画だけど、甘く仕上げられた鯛の身をほぐしたものが敷き詰められている。
いわゆるでんぶというやつだ。
ピンク色ではないけれど。
それと箸休めのたくあん2切れだけ。
余計なもの一切なし!
もちろん、お察しの通り食べにくいです。
箸じゃなくて、すくうタイプの食器の方が、いいんだけれど、でもスプーンじゃ風情がないし。
どんなに気を付けても、必ず少しこぼします(笑)
子供でも食べられる優しい味ですし、量はそれほど多くありません。
味付けは薄めで甘く、見ての通り味の変化点がないのですが、飽きる前に無くなるので、ちょうどいい量です。そこまでは計算していないだろうけれど。
味に癖がないので、お年寄りも子供も食べられる無難な弁当だと思いますが、
濃い味のものをがっつり食べる大人には物足りないのはしょうがないよね。
まあ、名物弁当ですので、機会があれば。