恐ろしく高い冷凍シューマイ
その名も
味の素の「豚のあふれる肉汁にXO醤と葱油が香るザ★®シュウマイ」
最近ではだいぶ周知されてきているので「ザシュウマイ」といえば通じる。
「ザ」がポイントだ。
ちなみに、HPを見ると、商品名は「ザ★®シュウマイ」となっている。
「ザ★」は登録商標になったようだ。
崎陽軒フリーク的には「シュウマイ」を「シウマイ」といってもらってもよかったのであるが、これは商標だからそれは使えないようである。
これ、スーパーによっては、700円もする代物である。
ちなみに一個当たり32g。
1個当たりのカロリーは69kcal(つい最近まで75kcalでしたが、重さも変わっていないので、油でも変えたのでしょうか?)
崎陽軒のシウマイは15~16gというところだから、倍のボリューム。
こちらは15個入りで620円だから、そう考えれば、冷凍庫にストックできる時間価値を考えても決して高い値段ではない。
もっとも、崎陽軒のシウマイを認める人間の意見ではある。
もう一つ、冷凍食品メーカーのニッスイや味の素のレギュラーサイズのシューマイは15個入りで13~14gの表記。こちらは200円ぐらいなので、これに比べれば結構な高級品ではある。
パッケージは素晴らしくそそるものである。
これが時々半額セールになったりするものだから、その時を狙って買うのである。
ストックしておかないと不安。
いつ食べたい衝動に駆られるかわからないからである。
そして、そのうち、この価格が高いと思わなくなる恐ろしいシュウマイなのだ。
開ければ圧倒的な、シュウマイの配列
さて実際に開けてみるとこのように、黒いトレーに行儀よく9個が並んでいる。
そこそこ大きなパッケージなのに、9個でいっぱいなのだ。
それだけ大きく圧倒的なのである。
黒いプラ容器が、またこの白いシュウマイたちに存在感を与えてくれる。
また、最近の冷凍食品のシューマイによくある食べるだけ切ってそのままチンできるタイプの器ではない。(修正:最新のものは、この黒いプラ容器も切り離せるようになったようです2019年9月のロットからかな?)
ちなみに、9個丸ごと食べられる場合は、袋のままチンできるタイプなので、それは便利だ。
食べた感想
レンジでチンすると、それはもうふかふかで質感たっぷり、肉汁ジューシーな仕上がりでできるわけだ。
箸で割ってみると、ごろっとしたタケノコやあらびき肉
たまらない。
でもこのゴロゴロ筍は一個に一つ。
どういうフローでシューマイに入れているのか、その自動シューマイ作り機をピラミッドダービーあたりで取り上げてもらいたいところではある。
ちなみに余談だけど、こういう日本の工場機械系を結構、取り上げていたシルシルミシルって2014年に終わってたんですね。ほんと最近までやっていた様なイメージがあるが。。
味の方は、肉の食感も楽しくなかなかうまい。
肉の挽きが大きいので歯に引っ掛かる。それほどまでに肉肉しい。
肉をかみしめる喜びを味わおう。
もぐもぐ系のおいしいシューマイ。
そして一番のおすすめの食べ方は、なんといっても白ご飯とからし酢醤油。
これがあれば、ご飯が何倍でも食える。
まさに無限
そう、
無限系の食べ物なのである。
温めのコツ
このシューマイは、せっかくだからラップをかけるならふんわりと。
ラップをかけないなら、深めの皿で水を数滴たらすといいと思う。
モノが大きいため、結構過熱に時間がかかるので、水分が飛ぶ。
でもラップをじかにかけるとべとっとする。
シューマイより高さのある皿に並べてシューマイにつかないようにラップをかけられれば、一番いいと思う。
勿論、9個食べられるなら袋ごとチンがおすすめ。
ところで、葱油とXO醤はどこ?
こう褒めちぎって終わりたいところですが、
ここで、葱油とXO醤。
商品名に記載するほど香りは感じられません。
書いてあると興味をそそるインパクトがあるから付けたのでしょうか。
等とも思いましたが、そうでもないようです。
肉感がしっかりありながらもラード感が抑えられているのは、この二つの調味料が豚の油臭さを抑えているからなのでしょう。
醤油をつけずに食べればほのかに感じられます。
本当にラード臭くないです。
でもね、やっぱり、これはからし酢醤油で白ご飯を何倍でもかきこむ。
これが一番の食べ方だと思います。
ビールが大好きな私も
つまみにしたらもったいないと思ってしまうくらい、白ご飯にベストマッチです。
ところで、「焦がしにんにくのマー油と葱油が香るザ・チャーハン」もなかなかうまい。
同じカテゴリー、売れ筋、パッケージシリーズだからね。