東京界隈に住んでいると、ちょっと簡単には食べに行けないのだが、ラーメンマン(拉麺男)という店が宮崎市にある。
しかも、空港からも駅からも遠く車じゃないと行きにくい。
でもそこにいけば、類を見ないとんこつらーめんを食べさせてくれる。
それも、朝っぱらから。
ここの「こってりトンコツ」はこの写真の通り、げんこつゴリゴリのド豚骨。
こんなに濃いラーメンはそう見かけないどころか、和歌山の井出商店でもここまではいかない。
シソンヌの「くせーラーメン食わせてくれよぉ~」のネタじゃないけれど、それに近いものがあるラーメン。
店内は広いんだけれど、当然、床はベタベタしているような気がして、何となくカバンを置くのをためらうような感じだ。
それでラーメンの方はというと、(こってりトンコツしか食べたことがないので、こってりトンコツについて言わせていただきますが)合わない人は徹底的に合わないです。味がどうのこうのではなくて、体が対応できずに体調を崩す。(ディするつもりは微塵もなくて、体調がやばそうならば、無理をせず、こってりトンコツ以外にしておきましょう)
そんなラーメンです。
もちろんお味の方は本格派です。げんこつの髄の部分からしっかりとスープを取っていて、豚骨好きにはたまらなくおいしい。だから危ない。
スープは飲み干したい衝動に駆られ、その衝動に負けてすべて飲んでしまうと後で後悔することがある危険なラーメンなのです。
私も初めて食べたときは結局スープまですべて飲んでしまい、昼に食べたのにもかかわらず、夕食時にも、まだもたれ続けていました。その反省を踏まえ、2回目に行った時は半分くらいにスープの摂取量を抑えましたが、それでも15時くらいまで胃が非常に重い状態。
なお、食後は何か飲んで口の中さっぱりさせたくなりますけれど、温かいお茶を飲むことをお勧めします。胃が若干楽になります。というより、冷たいのを飲むと油が固まっちゃうのでしょうか、消化運動に障害が発生している感覚を味わえます。(要するに、胃がもたれて苦しい)
交差点向かいのコンビニなんてあるものだから、普段買わない黒烏龍茶とかも買っちゃいましたが。。
近くによることがあったら、豚骨好きなら行く価値はあります。でも、くれぐれもスープまでの完食に注意です。
この店には、こってりトンコツのほかにも、食べたことはないけれど、普通、あっさりのトンコツ、Wスープの中華そばもあるので同行者がいても安心ですね。
でも、他のも食べてみたいのに、思わずこってりトンコツのボタンが誘惑してくるのですが。。