サラサラ式

趣味の雑記です。(健康管理、キャンプ、副鼻腔炎)

【サラサラ式米国株】ロシアに何もできない欧米


25日の米国市場はかなり強かった。

全てのセクターでプラス引け。

前日弱かった、一般財、金融が押し上げた。

このブログに示しているグラフは S&P500ベースでみているが、これに含まれないものが多い、ハイパーグロース市場を見てもおおむね上昇している。

どちらかと言うとあまりウクライナ情勢を意識していないようなそんな場になっていた。

 

ただ、この日はとても物騒な始まり方だった。前日、チェルノブイリへの侵攻がニュースになったロシアが、100㎞以上も離れた首都キエフにすでに手をかけようとしている。そんな段階まで進んでいた。とんでもない速さの行軍だ。


f:id:nmory:20220226180056j:image

 

相場の方は上がりこそすれ、あまり楽観的にも見ていられない。

ドル円相場を見れば、見た目は有事のドル高という風に見える。

ただ、ロシアの動きにより債券相場が乱高下。

FRB が思い描いたテーパリングに持っていけないのかもしれないとの見方でグロースにもお金が流れてきてるのかもしれない。

でも、このようなケースは事態が落ち着いた時に結構強引に元の軌道に戻すとするところがあるから、正直なところ、このロシアによる軍事的な暴挙による混乱が収まった頃が一番恐いような気もする。

鎮静化すれば軌道に戻すのはかなり早い段階で行われると思われるのではないか。

そもそも、アメリカはウクライナについて、NATO に加盟しているわけでもなく、同盟国でもないので、軍事的なことには手をかさないと明言している。兵器等の支援はしているが、それなりにドライだ。確かに、他人の喧嘩であることには間違いはない。

戦争には大義名分がいる。むかつく、けしからん、という理由だけでは成敗することはできないのだ。つらいねバイデン。

そしてまた、緊急で開かれた安保理での、ウクライナ機進行したロシアを非難する決議案においても常任理事国になっているロシアが拒否権を行使。とんだ茶番。

 

各国揃って経済的な制裁なんてことをプーチンとその取り巻き、ロシアの富豪に対して行なうって言っているけれど、どれだけ効果があるかね。

 

その他の出来事メモとして、

・この日、ロシアはNATOに加入していないフィンランドとスウェーデンに対してNATOに加入すれば深刻な結果になる。と脅しをかけた。

・前述の決議案の決議を棄権した国がある。中国、インド、アラブ首長国連邦。おそらく、中国は同じようなことをしようと?等と考えるとゾッとしないでもない。 インドは隣国でドンパチやってますからね。アラブは原油価格かな。

 

平和に行こうよ。

当ブログのコンテンツの無断転用はおやめください。