サラサラ式

趣味の雑記です。(健康管理、キャンプ、米国株)

女子受験生を一律減点するなら、定員と採点基準を入試要項に明記しなきゃ受験料詐欺だよね。


東京医科大学って、いい大学なんですよね?

病院にかかった時、自分を診る先生が東京医科大学出身の先生だと少し安心することとかない?

おそらくは東京医科歯科大学と勘違いしている人も結構いると思われるけれど、素人から見たら、名前にも権威のある医科大学だとは思っています。

それが最近、マスコミに目をつけられているみたいで、よくニュースを目にする。

しかしながら、裏口の話も私学なんて、全般的にそんなもんなんじゃないの?とも思っている。

世の中に私大はいろいろあるけれど、親の出身大学の附属への幼小中の進学割合はかなりの率のような気がして、家族枠がないと説明がつきづらい数字になっているのかなとも思ったりしてしまう、でも、もしそうだとしても、主観的な採点になりやすい面接試験の配点を大きくしておけば、さほど難しいことではない。

また、それは決して悪いことでもないと思う。

条件がそろえばワンチャンあるよ。

面接とはそういうところもある。

逆にそういう意味では、面接がない試験は、ガチの勝負になる。

 

そしてそのガチの試験。(ちなみに、医学部の試験はだいたい面接があるけれど、面接の取り扱いについて明記している

受験料も一般の私立で3万5千円位という相場らしいけれど、東京医科大って6万円もするんだって。

いい金額です。

私立の医学部を受けるぐらいだから、受験料のそれぐらいの差は誤差みたいな金額であることはわかる。

でも、そういう問題じゃない。

検定料として受け取っているのだから、その採点基準と取扱い方はしっかりと開示する必要はあるのではないか。

そういう情報開示もせずに、一律で女子に減点するための係数をかけるとか、その係数をの掛け方を失敗して女子の合格率が上がった年があったから、より慎重に係数をかけることとしたとか、冗談か本当かよくわからないことまで報道されている。

 

もし本当なのであれば、これは、先に言うべきだ。

医学部は、それほど学校数があるわけではないから、受ける側もかなり厳選して受験スケジュールを決めてきている

だから、無駄な受験はしたくない。

 

逆に言えば、最初の段階、受験案内にこれらのことを明記すれば問題ないと思う。

医学部に関して言えば、女子大もあり、医学部全体のトータルの枠を見たら、もしかしたら女性の方が優遇されているのかもしれない。

性別による差別だという意見はよく見受けられるが、見る人の立場によって、優遇度合いは異なるのだから、何をしても多かれ少なかれ不平は出る。

だから最初から明らかにすればいいのだ。

割合を操作したければ、最初から男子枠、女子枠として定員を示せばいい

これは高校や中学の定員ではよくある話で、それゆえに同じ学校の同じ過程でも男子と女子で偏差値が異なっていたりする。

最初の段階でその定員と選抜方法を明記しておけば、それは逆に受験生側も取捨選択ができるようになり、フェアになる。

もし割合を設定するのはおかしいといわれたら、その時の説明に、性差による離職率やへき地での医療従事率の話でもしたらいい。これらについては、学校側はもちろん適応策を模索し実行していかなくてはならないが、それ自体は極論というほど見当違いな意見ではないと思う。もちろん、根底を言えば、優秀な学生が集めたい学校はそういうところをクリアしてでも確保しようと努力するのだけれどね。そこはまた別の話。

 

まあ、でも事前開示したら、受験料収入は確実に減るだろうけれど。

当ブログのコンテンツの無断転用はおやめください。