これで「いざよいのつき」って読みます。
いざよい。
躊躇するとか、なかなか進まないとか、そんな意味。
十五夜の月に比べた十六夜の月にかけて、そのように呼ぶとのことだけれど、
なぜこのビールがこの名前になったのかは、私にはよくわかりません。
おなじみのグランドキリンシリーズのビールです。
9月1日から発売って、電車の中吊り広告が教えてくれたので、さっそく買ってみました。
希少品種のネルソンソーヴィン種のホップを使っているというのが売りのようだけれど、薫り華やぐヱビスでも使われているから、これについては他にないわけでもない。
でも、少しばかり高級なビールではある。
さっそく、グラスに注いで、まずは香りを確認。
なるほどグレープフルーツのような、さわやかでライトな柑橘の香りが広がり、飲むとすっと鼻からも抜けていく。
香りを楽しめるビールなので、プレモルでおなじみのワイングラスで飲むのをお勧めします。
ところで、このビールのジャンルは、どうでしょう。
ブリティッシュエールにしては軽いような気もするし。
アメリカンペールエールになるのかな。
一応、公式サイトには、中味について、以下のように書いてあるけれど、3番目のキィウィ?IPAって、初めて聞いた名前だからよくわからないが、よくあるIPAとはだいぶ違うような気がしている。
中味について
①「ネルソンソーヴィンホップ」を使用
ニュージーランド産ホップ由来のグレープフルーツを思わせるフルーティな香りが特長の希少ホップ「ネルソンソーヴィンホップ」を使用しました。
②「ディップホップ」製法を採用
当社独自の「ディップホップ」製法を採用し、“ビールの魂”と言われるホップを、通常の仕込み段階での使用に加え、発酵過程でもさらに漬け込むことで、複雑な香味を引き出しました
③「キィウィIPA(インディアペールエール)」スタイルを採用
ニュージーランド(キィウィ)産のホップを大量に漬け込むことで、フルーティな香りと上質な苦味を引き出すビアスタイル「キィウィIPA」を採用しました。
(グランドキリン 十六夜の夜 公式サイトより抜粋)
それから、コンビニ限定で発売とのことだけれど、この手のビールはこのような販売形式が多い。
これは、他の酒屋やスーパーと違って、コンビニの場合は工場からの出荷、運搬、保管、陳列までの一連のサプライチェーンの各工程で、温度が完全にコントロールできる環境にあるためだと勝手に考えている。
この手のビールは温度管理が悪いと途端にまずくなるからね。
【関連記事】
個人的な趣向になるけれど、IPAであればどちらかというとこちらのインドの青鬼の方がおすすめ。
これからの季節に、ゆっくり飲むのにも最適です!