先週は半ばからバタバタしていて今の更新。
3月3日と4日の分。(米国時間)
自分なりの備忘録のために取っている記録なので、ブログには残しておきたいので、更新をしています。
こちらは3月3日
こちらが3月4日
ピンク色の情報技術の大きな円が見えない。
これはマイナスの寄与率60%近くと大きすぎてしまったため。
情報技術は売られやすいんですよね。グロースや配当無しが多いから、資金効率の面ではこういう時には売られやすい。
c3AIなんて、3月2日に好決算出したけどひどいものですよ。
すべてクリアだけれど、これですからね。
ま、もともとが割高ってのはありますが。
全般として、この2週間はエネルギー独り勝ち。ヘルスケア、インフラ系が動かず。
情報技術、通信サービスが荒ぶる。もちろん下向きに。
ただ、エネルギーやインフラなんてあまり買わないからね。動かないし出来高もないし、資金効率が悪いから。
ちなみに金相場も8000円近くにまで上昇したってのも、なかなか混沌としている。
個人の富豪の資産が相場から退避している。すなわち、どうなるかわからないから今は逃げるしかないという状態。
株が下がっている要因の一つだとは思う。
大きなイベントもありました。
4日に発表されたアメリカの2月の雇用統計。
非農業部門雇用者数が前月比+678千人となり市場予想の400千人を大幅に上回り、失業率は3.8%と、2020年2月以来の水準になった。
世界情勢は混乱しているけれど、インフレ抑制にも耐えられるとの見方をされるようで、FRBは想定通りに引き締めていくんでしょうね。ってのもあり、グロースはやっぱり売られた。
先週末、一番ざわついたのはロシアによる原発攻撃からの火災発生。
まあ、でもメルトダウンなんてしたら黒海からウラル山脈まで風が吹き込むわけだからロシアの被害も甚大なわけで、そこまでの暴走はしないだろうというのが大方の見方。
でも、電力エネルギーを取られるのはまずい。
狙いはそこか。
今回、狙われたザポリージャ原子力発電所はウクライナの20%を供給している巨大な発電所。さらにロシアは他の原発の占拠も企んでいるなんて報道もある。これは本当にやりそう。
通常、原発のような高度な技術による維持管理を必要とするプラント施設は、少ない方が維持管理は当然やりやすい。技術者だってそんなにたくさんはいないだろうし。原発は廃棄物の問題もあるし。
ただ、今回の件でリスクも顕在化したということ。
そういう意味では、発電は分散して制御するエネルギーグリッド、スマートグリッドが、これからかなり急な角度で発展する可能性はあると思う。今のところ、動きはあるが本腰を入れているとは到底思えない分野だ。
まあ、でも普通は戦争で原発を取られるなんて想定しないですよね。
そこまで考えなければならないのでしょうか。日本も。