救心。
日本では知らない人がいないのではないというくらい、
頭に残るCM「きゅ~しん、きゅ~しん」のあれです。
効果が、動機、息切れ、めまい、気付け、なんて書いてあるから、
お年寄り向けの薬かと思っていました。
けれど、最近はもっと若い人向けの製品も出ています。
動悸もめまいも、年齢に限らず、しかも健康体でも普通にあるもんね。
それが、これ。
その名も「救心錠剤」
大きさも携帯にすごく便利で、ポケットに入れられるサイズです。
処方される目薬ぐらいの大きさ。
9錠入りです。
HACで1400円ぐらいです。
主成分は蟾酥(センソ)という非常に難しい漢字の漢方ですが、いわゆるガマの油とのこと。ヒキガエルのぬるぬるした分泌物です。
これだけ聞くとちょっとギョッとするのですが、かなり昔から重宝されてきた漢方なのです。
この効果の詳細は救心のHPを読むと詳しく記載されていますが、強心剤としての効果があるジキタリスとほぼ同様の効果を表す物質であるとのこと。ジキタリスといえば、その強い効果から間違って多く摂取してしまうと、命にかかわるほどの毒にもなる植物です。
また、蟾酥はヒキガエル一匹から、有効成分としては数十mg程度しか抽出できないとのことです。
救心錠剤は1錠5㎎の蟾酥が含まれているということなので、一本あたり何匹分のヒキガエルを使っているのでしょう。というより、どうやって精製するのかも気になります。
5㎎という量で本当に効くのかと、疑問にも思いますが、しばらく口に含んでみてください。痺れてきます。結構強い薬理作用があることは体感できると思います。
問題は飲んだ時の、効き目ですよね。
これが体感できる効果がかなり高いのです。
夜中遅くまで仕事をしていたり、ストレスのかかる仕事などをしていると動悸やめまいを感じるときがあると思うんですが、これが収まる気がする。
というよりしっかり収まっている。
早ければ10分、遅くとも30分くらいで効果が出てきます。
この効果の発現時間は、体調によって差があるようです。
何回か使ってみたけれど、気にいったんで、大きいサイズも買ってしまいました。
30錠入り。
今度はAmazonで3600円くらいでした。
値段は高いような気がするんだけれども、1錠あたり120~150円くらい。
安いドリンク剤を一本買ったと思えば、救心の1錠の方が効くと思います。
なぜなら、頭がぼんやりしたりめまいは疲れからくるものなので、それに対する気付け等の効果面では、求める効果がドリンク剤と同じようなものですから。
副作用等も気になるところですが、
漢方なので、副作用が少ないとも公式のHPでは書かれています。
ただし、比較的少ないと書かれていますが、その辺りは個人差があると思います。
私の場合は、効果の持続時間が短くなってるような気もするので、体が慣れてしまうのかもしれないです。
ですので、常用ではなく、頓服としての利用の方がいいのかなと思います。
朝、晩、就寝前がスタンダードな飲み方とのことですが、
仕事繁忙期などで突然起こる動悸や長距離運転の集中切れ等に、
頓服薬として、
救心を活用するといいかもしれませんね。
ちなみに、2錠飲んだらもっと早く効くのか?って考えてみました。
ところが、いろいろと口コミをググってみても、例えば、ハイチオールCの二日酔い対策のように、規定量を超えて多く飲んだという記事が全くと言っていいほどありません。ちょっと危険な気がしたので、やめておきました。
なお、1日3錠まではいつ飲んでもいいとのことです。
もし気になる効果があれば、少ない9錠入りでまずは試してみてはどうでしょうか?
30錠の方がコスパは高いです。
9錠入り1477円 30錠入り3550円(H30.3.11現在)
なお、自律神経を整えるので、睡眠にもよく、就寝前の服用も推奨されています。