夏もいつの間にか終わり、冬にさしかかろうとするこの時期。
日差しも優しくなってきた。
この夏は燦燦と輝く、いやむしろギラギラと照り尽くす日光のもとで、さんざん酷使してきた肌。
夏が過ぎ2か月もたつと、こんがりと日焼けした肌が本来の肌色に戻ってくる。
すると、現れる、気になるものがある。
肌の色は戻れど、波が引いた後のようにきれいな砂浜のようにはならないもの。
そう、シミという厄介な産物が残る事がある。
そんなにひどくはないのだけれど、それでも、今年は肌の曲がり角を意識する歳も考えずに日焼けしすぎたようである。
うっすらとした色素沈着は一度気になるとずっと気になってしまう。
トマトジュースの効果として、どこまで信用できる情報なのかは定かではないが、美白の効果というものがある。
そこで、トマトジュースを肌に直接塗ったらどうなるかということで、試してみました。
いきなり顔は怖いので、とりあえず腕で。
使ったトマトジュースは普通に売っているカゴメ。
塩分は肌に刺激が強いので、食塩無添加です。
何をどうやったかというと、
入浴後にトマトジュースをコットンに含ませて10分くらい張り付けておく。
終わったら洗い流す。
これを続ける事、2週間。
引き延ばすのも何なので、結果から言うと、しみは薄くなったような気がしてきました。
そう、気がしているレベルの話です。
それと、忘れてはいけない条件として、
ハイチオールCもよく飲んでいることを考慮しなければなりません。
どっちなんだろ。
しかも、もう少し細かく言えば、トマトジュースが効いていたとしても、その物質が、リコピンなのか、ビタミンCなのか、クエン酸なのか、ほかのアミノ酸類なのか、また、それらが単独なのか、複合的に効いているのかも実はわからないですよね。
世に蔓延する民間療法ってこんなレベルなんでしょうね。。
やっぱりトマトジュースは飲むものだと思います。
直接、肌につけるパックに使うことをお勧めするのは微妙なところ。
スライストマトを使ったパックの美容法とかもあるようなので、否定はしないでおきますが。
それともう一つの注意点、
かゆくなりました。
トマトの酸味はほとんどクエン酸ですが、クエン酸は意外と刺激が強いです。
多分これが原因です。
腕の皮膚は比較的かさついているから特に刺激を受けやすい。
その一方で、顔の皮膚はしっとりしているから、そこまで刺激は受けないのかもしれません。
少しに煮詰めて、リコピン濃度を濃くしたいところですが、ビタミンcが壊れるので止めておきましょう。
でも、リコピンを直接皮膚に塗って効果があったら、そんな膏薬が発売されているはずなので、効果があるとすれば、リコピンよりもビタミンCやクエン酸なんでしょうね。
それと、クエン酸の話に戻りますが、クエン酸はピーリング効果を期待した化粧水も結構売られているから、角質の除去にも効きそうです。
しかしながら!
角質は皮膚の老廃物いわゆる垢ではありますが、その一方で「きめ細かい肌」の「きめ」の部分でもあるので、注意。
角質は取りすぎるとテカテカのおっさん肌になります。怖いデスネ。
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