この記事の目次
昨年から一年以上飲み続けているトマトジュース。
この前、健康診断があったのであるが、コレステロール、特にLH比と中性脂肪の改善効果は結構あったようなので報告しておきます。
脂肪代謝系には体質改善から効いてくれるからすごく有り難い。
ただし、習慣づけが必要だから、時間はかかる。
血中脂肪に関連する指標の実績値
血中脂肪系の主な指標は
- HDL(通称:善玉コレステロール)
- LDL(通称:悪玉コレステロール)
- 中性脂肪
である。
これらの改善度合いを示します。
なお、基準値は私の受けている健康診断でのものです。
コロンの後の数字は、「一昨年→昨年→今回」と検査値の変遷を示しています。
HDL(基準値40~80):69→78→83
LDL(基準値70~139):120→116→112
LH比 :1.74→1.49→1.35
中性脂肪(基準値50~149):92→163→95
【中性脂肪】
昨年、飲みすぎで中性脂肪が上がり始めたころからトマトジュースを飲み始めたという経緯もあり、もともとは中性脂肪もそれほど高くなかったのであるが、かなり改善していると思われる。
【HDL】
増加傾向にある。また、特殊な代謝機能を持っていない場合はHDLが100を超えることはないとの話をどこかのTVで見た覚えがある。だから、だいぶ上限値には近い。
【LDL】
こちらは減少傾向にある。
LH比で見ることが重要
最近では、冒頭の通りLH比で管理する方がいいという見方がある。
算出は示された通りで
LH比(L/H比)=(LDL量)/(HDL量)
細かい定義は別のサイトに譲るとして、簡単に言えば、
LDLは送られるコレステロール。
HDLは回収されてきたコレステロール。
ゆえに、これが適正なバランスになっている必要があり、送られる側となるLDLが大きすぎて回収されてきたHDLが少ないということは、どこかにコレステロールがたまり始めてしまっている可能性があるということである。
LH比自体は低い方がいいといわれており、1.5以下に管理したいところ。
ただし、LDLとHDLの役割を鑑みれば、瞬間値を除けば、1を切ることはありえないといっていいかもしれない。コレステロールには細胞膜の修復等、生命維持には不可欠な物質でもあるから使うべき必要量がある。ゆえに、生命活動で需要があるということは、供給量(LDL)と回収量(HDL)が逆転することはないといえるだろう。
ザックリですが、こんな式をイメージしてもらうとわかると思います。
〔LDL〕=〔HDL〕+〔体の中で使われたコレステロール〕
トマトジュースはHDLだけに効くのか?
カゴメトマトジュースのサイトを見ても、HDLを増やすということは書いているけれど、LDLと中性脂肪を低下させることは書いていない。
しかしながら、個人的には、リコピンを代表とするトマトジュースの有効成分が脂肪代謝系に広く効果があるのではないかと考えている。
ここで、2012年の京都大学の研究成果である、中性脂肪を低減させる効果があるとされる13-oxo-ODAに改めて注目したい。
【追記】
その後の状況です。
さらに改善しています。
ちなみに、トマトジュースはカゴメ派。
以下のページには、トマトジュースのとてもいい効果やおすすめのトマトジュースも書いていますので参考にしていただけたら幸いです。