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飛行機の着陸時(降下時)、顔面に激痛が!飛行機頭痛の対処方法と考え方を記します。


飛行機着陸時が怖い

飛行機で着陸するときに、眉間や目の奥などが痛くなるときは、ありませんか?

これは、飛行機頭痛や真空性頭痛などと言われていて、飛行機の降下時に、副鼻腔内の圧力のみが回復せず、真空に近い状態になり神経を圧迫するなどして頭痛を引き起こす、一過性の頭痛です。(というか、顔面痛)

簡単に言うと、

○飛行機で離陸し上昇する。

○高度が上がるため、気圧は下がる。

○副鼻腔内の圧力も下がる。

○飛行機が着陸に向けて降下

○高度が下がり、気圧が上がり、元に戻る。

○副鼻腔内だけ、気圧が戻らず大気圧に比べて低い気圧になり、症状を発症するる。

○しばらくすると、気圧が大気圧と同等になり、痛みも治まる。

 

原因としては、副鼻腔と外気の行き来がしにくくなっているということ。

 

この痛み、場合によってはかなり強烈なものです。

また、自然に涙目になるときもある。痛くて泣くのではなく、目の奥の方を圧迫するような強い痛みが生じて、勝手に涙が(少しですが)出てくるのです。

この飛行機頭痛を持っている方は、高度が急に下がった時はわかります。

それぐらい敏感にならざるを得ない。

また、体調によるのか、毎回出るわけでもないのも特徴だといえます。

 

 

飛行機頭痛はなぜ起こるのか?

飛行機頭痛の発生する機序は副鼻腔が関係している。

この副鼻腔は眉間やほお骨の裏などにある、頭蓋骨と体組織の隙間に開いている空間のことであり、鼻腔などと連結している。

耳鼻科の先生によれば、鼻腔と空気が行き来する自然孔と呼ばれる孔は、1~2㎜程度だという。

また、この副鼻腔は、通常はこの中にたまったものを排出するように、鼻腔への一方向の排出がしやすい構造となっている。

ゆえに、上昇時に気圧が下がり、副鼻腔内の空気を外気に逃がす方向では換気がしやすいのですが、反対に、下降時に気圧が戻り(上がり)副鼻腔内に空気を取り入れることがしにくいのです。

そうなると、副鼻腔の中の空気が縮小して、副鼻腔内が真空方向になるため、それにより神経等を刺激し、頭痛などとして症状が出てくるものと考えられています。

 

副鼻腔の役割とは?

そもそも、副鼻腔ってなんであるのでしょうか?

・頭蓋骨は骨組織であるから、簡単には成長しない。一方で、その内部の体組織は、細胞分裂などが活発で成長していくから、ある程度の余裕のある空間がないと収まらなくなる可能性があること。

・顔面部への衝撃吸収などのための空洞。

等が考えられると思う。

声を出す役割を担うという説もあるけれど、話すこと自体が、声が出るという機能を活用しているだけだから、このために進化したものではないと考えるのが妥当でしょう。

 

おすすめの飛行機頭痛の対処法

おそらく体質にもよると思うので効き目は個人差があると思います。

鼻炎持ちの私が行って、効果を感じているのは以下のことです。

参考になれば。

鎮痛剤

予防のために、ノーシンやイブなどの鎮痛剤を着陸30分前位から飲んでおく。

ただし、鎮痛剤は常飲していると体が結構なれてしまい、この頭痛に効くほどの効果がなくなることが欠点。もはやボルタレンしか効かない状態なので、胃が荒れるのが難点であり、以下の二つに切り替えています。

鼻炎薬

鼻炎持ちの方は、鼻炎薬などにより、鼻腔および副鼻腔の粘膜のむくみを和らげておくことも効果があります。むくんでいると自然孔も閉じがちになります。

耳抜き

耳抜き等も効果があります。私はむしろ「鼻抜き」と呼んでいます。

もともと耳がキーンとしたり、痛くなったりしているときの対応法ですが、副鼻腔にも効くと思っています。ゆっくりと鼻腔内の圧力を上げることによって、副鼻腔内にも少しずつ空気を送る。とにかく、ゆっくりとやることがコツです。

 

なお、痛みが発生する機序を考えれば、いかに副鼻腔内と外気の空気の出入りをよくするかであるのは明確です。飛行機内に飴が常備されていていますが、飴をなめるのは耳への対処法なので、耳の不具合には効果がありますが、副鼻腔に起因する飛行機頭痛にはあまり効かないかもしれません。

 

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