サラサラ式

趣味の雑記です。(健康管理、キャンプ、米国株)

選挙権もらったばかりの若い方々。その票で憲法が変わるかもしれないよ!


日経を読んでも憲法のことはさっぱりわかりません。

それで十分。

憲法は勉強する必要はないけれど興味は持つべきもの。

難しく考えず、シンプルでいい。

今の憲法で、安心で安定した生活ができているか?と考えてみる。
(ここでは裕福度合いは無視する。人それぞれで金銭的裕福は異なるから)
だから、明日の選挙は全般的にしらけムードでかなり地味だけれど、与党が2/3取ったら憲法が変わることは意識しなければならない。
 
大多数はそこそこ安心して生活できているのが日本だと思う。
野党はそこをなんで強調しないのか。
あえて、極端なケースである戦争(安保関連法案)に焦点をあてなくていい。
 
これまで、GHQが作った憲法(いわゆる合衆国憲法の亜流なのかもしれないが)も日本人の気質にはとてもなじんでいるような気がしている。日本は銃も麻薬も普通に持たない自主規制が勝手にできている
これはすごいよ日本人。誇っていい。治安がいいとされる先進国でも、暗くなったら外の出歩きは相当怖い。ホテルの窓から外を眺めていても一人で出歩いている現地の人はほとんど見かけない。
午前様の終電帰りのいわゆる真夜中に女性が一人で家まで歩いて帰れたり、深夜のコンビニにバイト一人で店の番をできる治安は日本だけでしょう。
やっぱり、日本は安全な国なんだと思う。
 
さらに、特段の努力もなく、普通に小中学校を過ごして、普通の学校に進んで、普通の会社に勤めていて、普通に結婚とかして、有りがたくも子供を授かって、でもその子らが成長してきて、習い事??あー金かかる。どうなってんだよ日本の子供社会!とかヒーヒーしていても、結局のところ金の浪費の真骨頂ともいえる旅行位は毎年しっかり実行して、なんだかんだで普段は好きなもの食べて生活できているわけで、ちゃんと勤労(27条:権利であり義務でもある)をする意欲があれば、今のままで十分平和で幸せなんじゃないかなと思う人は結構いっぱいいると思う。
ほかの国の人の生活と比較しちゃ悪いけれど、凡人の幸福は比較からだから、しょうがない。でも、これが非常に有効な尺度でもある。
 
だから、私は改憲はしない方がいいと思っている。
 
そのような大きな枠とともに社会政策で気にすべきは子供の貧困問題
でもこれは行政スキームとそれらをリードする政治でケアするべき範疇だとも思う。
日本には他国のようないわゆるスラム街もほとんどなく、子供に絞れば目さえ届けば予算はそんなにかからないのではないか。病院を憩いの場として堂々と占拠し実際はピンピンしている老人の医療費や実態のよくわからない補助受給の見直し。それとこれだけITが進歩した日本なのだから申告制の日本の税制をリビューし、源泉徴収されるサラリーマン以外は目隠し状態となっている税の見張りや必要経費の線引き基準を整備すれば、そこそこ税収が見込める環境は整うはず。
あえて言いたくはないけれど、大企業だけではなく、中小企業、自営もポイント。
自民党わかってんのかな?
金はどこかでだぶついているし、なぜそこをわかりやすく整理しようとしないのか?とこれはまた別の話で。
 
とりあえず、憲法が変わると生活も変わる。
繰り返すけれど、安保関連だけじゃないよ。改憲する力を持たせるということは、ほかのもっと私たちに密接な、相当やばいことも変えられる可能性があるということだ。
憲法は一番偉い。それをなんと、与党の一部の人間が変えてしまう力を持つということであり、民主主義的には恐ろしいシナリオでもある。
今の生活が代わると大多数はストレスになるだろうから、安保法制も憲法の解釈で整理できるんなら今のままでいいじゃんと思う。
 
だから、ボーナスはもしかしたらアベノミクスのおかげかもしれないけれど、改憲を掲げるのであれば、参院ぐらいは別のところにしたい。でも、まともなこと言っている候補者がいない。岡田しっかりしろ。松井ももっと改憲に同調する条件を絞れ。
(あれ?登場人物が野球の話みたい)
 
この前選挙権をもらったモラトリアムな10代の方々へ。
よくわからないのに変えようとして混乱して後悔するのは、この前のイギリスの国民選挙を何かしらのメディア等で見て、なんとなくわかったと思う。(もちろん、EU離脱の結果が最終的にどうなるかわからないけどね)
それでは、日本の憲法はどうだろう。もう少し国民が憲法と向き合う必要があるし、少なくとも自分が理解していなければ変えない方がいいのではと私は思う。
 
だけど選挙には行こう。
その票で子どもを救ってほしい。
投票する有権者は時間のある老人が多いから、老人向けの福祉ばかりが充実してしまうから。 
当ブログのコンテンツの無断転用はおやめください。